■新築住宅の技術基準について
フラット35の新築住宅の技術基準は以下のようになっています。
▽一戸建てと共同住宅で共通の要件は?
●戸建型式等
耐火構造・準耐火構造以外の木造住宅は一戸建て、連続建てに限定されます。
●区画
住宅相互間を1時間準耐火構造等の界壁で区分していること
●併用住宅の床面積
住宅部分の床面積が全体の1/2以上であること
●断熱構造
住宅の天井、屋根、床下などに所定の厚さ以上の断熱材を施工していること。
▽一戸建てと共同住宅で異なる要件は?
●配管設備の点検
・一戸建て・・・点検口等の設置
・共同住宅・・・共同配管を構造耐力上重要な壁の内部に設置しないこと
▽共同住宅のみの要件は?
●長期修繕計画
計画期間が20年以上であること
●床の遮音構造
RC造の場合は、界床を厚さ15cm以上にすること
▽フラット35パッケージのメリットは?
フラット35パッケージは、フラット35の長期固定金利に民間の低利な住宅ローンを組み合わせた商品なので...
また、利用者にとっては将来の金利変動リスクが軽減できることで、安定的な資金計画が立てられるとともに...
さらに、融資条件としても、フラット35を利用するので、住宅ローンのそれぞれのメリットを生かせることができ有利になります。
ちなみに、フラット35の資金というのは、土地や建物を担保とするまでは融資の実行はできないのですが...
例えば、土地を購入した後で住宅を建設する場合には、土地の購入価格の85%※を先に融資するなどです。
なお、万が一返済が困難になった時には、金融機関と住宅金融支援機構が協議の上で... |