親子リレー返済の条件について
親子リレー返済というのは、親の借入金を子が後継者になって引き継ぐことですが、これをするには細かく決められた様々な融資条件のすべてを満たさなければなりません。
親子リレー返済にすると、収入合算が可能になったり、返済期間の短縮が防げるといったメリットがあります。
フラット35の親子リレー返済の条件は?
次のすべてに該当する後継者の人を、申込本人が連帯債務者としてしてすることで、その人が返済を維持していくことができます。
■現在、公庫とフラット35の融資を受けていないこと。ただし、現在融資を受けている場合には、借入金の残金を全額繰上一括返済すれば借りることができます。
■60歳未満の収入のある人。ただし、現在収入がない人でも、20歳以上で、かつ、学生などで将来確実な収入が見込まれる場合にはよいことになっています。
■申込本人の子であること。ただし、申込本人に子がいない場合には、申込本人の親族※でも可能な場合があります。
※申込本人の配偶者は除かれます。
■融資を受けた住宅に申込本人と同居すること。ただし、住宅完成後直ちに同居できない場合には、将来同居する予定の人でもよいことになっています。 |