団体信用生命保険について
団体信用生命保険というのは、住宅ローンの利用者が死亡したり高度障害状態になったときに、ローンの残りを全額保険金によって弁済するというものです。
住宅金融支援機構では、「3大疾病付機構団信」や「デュエット」によって、この団体信用生命保険の充実が図られています。
3大疾病付機構団信とは?
3大疾病付機構団信は、通常の死亡や高度障害状態に加えて、3大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)が原因で働けなくなるなど一定の要件に該当した場合に、残りのローンが全額弁済されるというものです。
ちなみに、3大疾病付機構団信の特約料は、通常の団信のおよそ2倍になります。
デュエットとは?
デュエットは、連帯債務者になっている夫婦が2人で加入できるというものです。
デュエットに加入すると、夫婦のどちらかが死亡したり高度障害状態になったときに、住宅の持分にかかわらず、残りのローンが全額弁済されます。
ちなみに、デュエットの特約料は、1人で加入する場合に比べておよそ1.55倍になります。
夫婦共働きのように、2人の収入でローンを返済している場合には、どちらかが働けなくなったときが心配ですので、利用する価値は高いと思われます。 |