マイホームの買い換えとは?
買い換えというのは、現在、住宅ローンを返済しながら住んでいる住宅や土地を売却して、ローンを完済したうえで、新たにマイホームを購入することをいいます。
買い換えの際には、物件の価格が取得時よりも下がっていますから、現在の住宅を売却しても、借入金が残ってしまうということになる点には注意が必要です。
買い換えをする場合には、現在のローンを完済しなければならないのですか?
通常、担保不足になっている場合には、新しいローンが組めませんので、買い換えをする場合には、現在の借入金を全額返済して、新規に住宅ローンを組むことになります。
もちろん、不足分を補うだけの自己資金を準備できたり、他の物件を担保として提供するというのであれば、できないこともありませんが、一般的には難しいケースが多いと思われます。
そのような場合には、「買い換えローン」を扱っている金融機関に相談してみるのもよいかもしれません。
「買い換えローン」というのはどのようなものですか?
買い換えローンというのは、金融機関によっても異なりますが、一定の条件に該当すれば、新しく購入する物件の担保評価額の最大300%※といった条件で住宅ローンが組める場合があります。
なお、ローンの組み方を工夫することで、毎月返済額などの軽減も可能になっています。
ただし、一般的には、購入する買い換え物件については、金融機関が指定する提携不動産会社に限られるケースが多いようです。
※りそな銀行などの場合です。
買い換えについての税金の軽減措置は何かありますか?
譲渡損失の繰越控除をはじめとして、買い換えにかかる税金には多くの軽減措置が設けられています。
詳細については別頁に譲ります。 |