住宅ローン控除を利用するための条件にはどのようなものがありますか?
住宅ローン控除を受けるためには次のような条件があります。
■人の条件
・住宅を取得してから6か月の間に入居し、引き続き居住していること
※住宅ローン控除を受けていた人が転勤などで転出すると控除は受けられなくなります。ただし、戻ってきたときには再適用が認められます。
・入居した年の前後2年間に「居住用財産の買い換え特例」や「3,000万円の特別控除の特例」を受けていないこと
・その年の所得金額が3,000万円※以下であること
※給与収入だけなら給与収入金額が約3,336円以下です。
■住宅の条件
・登記簿上の床面積が50u以上であること
※マンションの専有面積は壁の厚さの中心から計算されるのですが、登記簿では壁の内側で計算されるので、やや狭くなります。そのため、広告などで50u超となっていても、登記簿では50u未満になり、控除を受けられないこともありますので、必ず登記簿で確認するようにしてください。
・中古住宅の場合は、一定の耐震基準を満たすもの
■ローンの条件
・返済期間が10年以上であること
・次の住宅であること
⇒ 自分が住む新築住宅または住宅の購入であること
⇒ 工事費100万円以上の大規模な修繕・増改築(マンションのリフォームを含みます)のためのものであること
⇒ 工事費30万円超のバリアフリー工事を含む増改築※であること
※浴室改装、手すりの設置、廊下を広げるなど
※バリアフリーを含む増改築借入金は年末ローン残高が1,000万円以下の部分(うちバリアフリー改修工事200万円)です。
・年末のローン残高が2,500万円以下の部分であること
※平成19年入居の場合です。 |