自然公園法とは?
自然公園法というのは、昭和32年に制定された法律で、その目的は、自然の風景地を保護し、国民の保健、休養および教化に資することにあります。
自然公園法の内容は?
自然公園法では、次のようなことが定められています。
■「国立公園」と「国定公園」は環境大臣が、「都道府県立自然公園」は都道府県知事が、条例により指定する。
■環境大臣は国立公園、都道府県知事は国定公園の中に「特別地域」「特別保護地区」「海中公園地区」を指定することができる。
■これらの地域・地区内で工作物を新築・改築・増改築等をする場合は、原則として、環境大臣(国立公園内)や都道府県知事(国定公園内)の許可を受けなければならない。
■国立公園と国定公園内の「普通地区」で、一定規模以上の工作物を新築・改築・増改築等をする場合は、原則として、環境大臣(国立公園内)や都道府県知事(国定公園内)へ届け出なければならない。
■都道府県立自然公園内では、条例により、国立公園等と同様の規制を定めることができる。
なお、国立公園と国定公園内の区域の指定、および都道府県立自然公園に関する条例の内容については、都道府県や市町村で確認できます。
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